今日はオーバーホールを終えたキャリパーの組み付けを行います!
・・・って、宣言するような作業内容ではないのですが。
あらかじめ用意しておいたキャリパー固定用のフランジボルトですが、どうやら前回使用したものとは異なるメーカーのものを購入したようです(前回は多分ホームセンターで購入、今回は2りんかんで購入)。
M8の25mmという指定は同じですから問題ないでしょう!
そしてトルクレンチを使って規定値できっちりと締め付けます。これでキャリパーの固定は完了。
続いて。
キャリパー自体をつなぎ止めるトルクスボルトを、これまた規定値でがっちり固定。キャリパーを固定してからでないとできません!
トルクス用のビットは背の低いタイプのものしか持っておらず、作業効率があまり良くありません。そこでエクステンションを装着!
道具が増えると、格段に作業を楽に行えますね〜。
こうして全てのボルトを規定値で固定したら、キャリパーの取り付けは完了です。
そうしたらブレーキラインをつないでフルードを入れて・・・となるのですが、キャリパーはこうやって時折メンテナンスするのに、ブレーキライン(ホース)は全くのノーメンテで今に至っています。
僕はRVFを中古で手に入れているため、以前の所有者がどうしていたかまではわかりませんが、たぶん交換したりはしていないのではないかと。
そこで、せっかくなのでちょっとブレーキラインを考察してみることにしました。
・・・どのみち、電圧問題の原因が分かっていないですし、寒くなってきてそうそう乗り回さなくなりますし、免許の点数も余裕がないですし、ここらでじっくり向き合ってみようかと。
というわけで、まずは現在のブレーキラインを取り外します。
バンジョーボルトを外してバンジョーアダプターごとブレーキラインを取り外します。フェンダーで固定されている箇所の留め具も外し、足回りがすこしすっきり?
これを眺めながら、どうせ新調するならホースをメッシュタイプに交換できないかを検討します。
車種専用のメッシュホースがあるのでそれを購入するのが一番早いのですが(そしてそれは選択肢から排除されてはいない)、ただその場合Wダイレクトでの接続になってしまいます(それしか見当たらなかった)。
ただWダイレクトだとホースはそれぞれ600mm(右)、650mm(左)あり、この長さをフリーにしておけるのかどうか・・・。もし固定しなければならないとして、すでに傷みが激しいフェンダーへの固定(純正と同じ固定方法)はちょっと避けたいな・・・。
また、車種専用のホースは現行の純正キャリパーならぴったりの長さなのでしょうけれど、いずれフロントキャリパーをブレンボに交換した時に過不足が出る可能性が残ります(ブレンボ化を諦めたわけではないので)。
といったワガママを押し通していくと、ホースは3ウェイセパレータを使ってセンターで分岐させる方向で検討することになりました。ただしこの場合、ホースを分岐するための3ウェイセパレータをどこかに固定しなければなりません(これがホースの固定も兼ねると想定)。
でまじまじと眺めた結果。
どうやら二つの方法がありそうです。
一つは、L字のステーを使ってホーンを固定しているボルトにステーを割り込ませてそこにセパレータを装着する方法(方法その1)。
もう一つは、純正のブレーキホースの分岐部分(横方向に金属製の細いパイプで繋げられていた部分)を固定していたボルト穴を使って、ここにステーをはめ、そのセンター付近にセパレータを装着する方法(方法その2)。
ひとまずセパレータを固定できそうなことはわかったので、マスター側からセパレータまでの(大まかな)長さと、セパレータからキャリパーまでの(おおまかな)長さを測り、市販されているホースにそれに近い長さのものがあるかどうかをチェックですね。
ちょうどいい長さがない場合、長さをオーダーして作ってもらうこともできるそうなのですが、それはちょっと大掛かりすぎる気が・・・(^ ^;;
(うまくいかなければ、車種専用のホースを検討することになりますね)
というわけで、キャリパー装着を終えたところで作業は一旦終了にします。
最後に、パッドピンを締め込み、パッドピンプラグを取り付けます。パッドピンプラグは六角レンチで取り付けるタイプで、純正のマイナスドライバーで取り付けるやつよりも安心感が(笑)
パッドピン、パッドピンプラグともキャリパーのピンホールからややはみでますが、どちらも走行、制動するのに障害となることはなさそうです。
さぁ、オーバーホールしたキャリパーで走り出すことができるのは、いつになるのか!?(笑)